東京都・自治体の入札資格とは
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東京都入札参加資格について
東京都内の自治体による入札案件は「都」と「23区市町村」で制度が異なります。そのため東京都の入札資格を持っていても、練馬区等の「区」や武蔵野市等の「市」が発注する23区市町村の入札には参加できません。また東京には東京都が出資する公益法人や会社法人といった「外郭団体」があり、入札資格は東京都とは区別されます。
事前準備するもの
東京都の入札案件(物品・役務)に参加するためには、以下の準備が必要です。
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電子入札のための
パソコン設定 -
電子証明書/
ICカードリーダの購入 -
東京都物品買入れ等
競争入札参加資格
東京都の電子入札サイト「東京都電子調達システム」を使用して入札を行いますので、手続きの際に必要になってきます。
01電子入札のためのパソコン設定
東京都の入札案件に参加するためにはパソコンでの電子申請が必要となります。申請の際に、対応OSやブラウザ等、指定が多くされています。
また、電子証明書を取得後に正常に動くようにするための設定や「東京都電子調達システム」で正常に動かすための設定も必要です。
02電子証明書/ICカードリーダの購入
「東京都物品買入れ等競争入札参加資格」を申請する前に、電子証明書とICカードリーダが必要となります。電子証明書とはインターネット上で個人を認証するための電子的な身分証明書のことをいい、ICカードリーダはそれを読み込むために必要です。
03東京都物品買入れ等競争入札参加資格
パソコン設定や電子証明書等必要なものをそろえてから、競争参加資格の申請を行いましょう。2年度ごとに行われる申請を定期受付、それ以外の申請を随時受付といいます。
定期受付は受付期間が決まっていますが、随時受付で申請をすることが可能です。その場合、2年度の途中から資格が有効になります。
選択できる営業種目は10個まで、そして取扱品目は1つの営業種目の中から8個まで選択が出来ますが、資格の有効期間中に追加や変更をすることが出来ません。「営業種目・取扱品目」を選ぶ際は慎重に行いましょう。
格付けについて
「等級」は営業種目ごとにランクづけされ、A,B,Cの3つのランクに分かれます。実際の入札案件では、営業種目「情報処理業務」の「B」又は「C」に格付けされていること、等といった分け方になります。さらに取扱品目も指定されていることも少なくありません。
「無格付け」とは審査対象事業年度の営業種目に売上高がない場合には無格付けとなり、資格名簿には登録されるもののほとんどの案件に参加することは出来ません。